【マイルCS】マイル初参戦のブレイディヴェーグ 宮田師は並はずれた潜在能力に期待
<美浦トレセン> 11カ月ぶりだった府中牝馬Sを圧巻の末脚で制したブレイディヴェーグ。初のマイル参戦へ、この日はダートコースで調整された。「順調。前走時は調教でも動きづらそうだったけど、今回は前回より安心してみていられます。初めてのマイルなので決して甘くないけど、トップギアに入った時の動きが他の馬とは違うし、心臓の良さも前走、息が上がっていなくて驚かされたくらいなので」と宮田調教師は並はずれたポテンシャルに期待を寄せる。 フィアスプライドは今春のヴィクトリアマイルで2着。6歳を迎えても衰えは感じさせない。鈴木助手は「落ち着いていて順調。我が強いところがあったけど、徐々におとなしくなって安定して走れるようになりました」と成長を実感。今回が初めての関西圏への輸送となるが、「どこへ行くにも苦にしないし、ご飯も食べてくれるので問題ありません」と伝えた。 信越Sを快勝したレイベリングは、デビュー2戦目で挑戦した朝日杯FS(3着)以来のGⅠ挑戦。鹿戸調教師は「折り合いが難しい馬だけど前走を見てもだいぶ大人になった。伸びしろもあるし、レースがうまく流れてくれたら」とハイペースを待ち望む。