道に迷った高齢者を保護 高校バスケ部5人のチームワークで 警察から感謝状
日テレNEWS NNN
道に迷った高齢者を保護した高校生5人に、警察から感謝状が贈られました。 ◇ 27日午後、緊張の面持ちで警察署を訪れた5人の高校生。行われたのは感謝状の贈呈です。 神奈川県警厚木署 署長 「感謝状 益田瑞貴殿」 5人は4月10日、行方不明者届が出されていた80代の女性を、自宅まで送り届けたといいます。
神奈川県伊勢原市の伊志田高校に通うバスケットボール部の5人。“保護”のきっかけは、高齢女性からの声かけだったといいます。 ──おばあちゃんがここにいた？ 高齢女性を保護した益田瑞貴さん（高2） 「ここにいて『時間ある？』と言ってきて、『全然ありますよ』って。おばあちゃんが『家分からなくなっちゃった』って」 すると5人は、部活で磨いたチームワークを発揮。道の安全を確認する係、高齢女性から話を聞く係、話をもとに地図を見て道を確認する係など役割分担。見事、女性の自宅まで連れ帰ったといいます。 益田瑞貴さん（高2） 「助けることができたので、安全に最後まで。そこが自分たちは良かった」
心優しい5人の若者に、警察のみなさんもおもわず… 署長 「絶対、有望だね」 “将来の就職先”としてアピール。その思いは届いたようで… 高齢女性を保護した猪俣雄平さん（高2） 「本当に警察官になりたいなと思いました」
