タイ上院で同性婚を認める法案可決、東南アジアで初 国王の承認必要
タイの上院は6月18日、同性婚を認める法案を賛成多数で可決した。今後、国王の承認を得る必要があるが、実現すれば東南アジアでは初の事例となり、今年後半には初の同性婚が行われる可能性がある。アジアではネパールと台湾ですでに合法化されている。 活動家や政治家は20年以上前から法案の可決を目指していた。 上院ではほぼ全ての議員が賛成票を投じた。王室官報に掲載された後、120日後に発効する。 タイは伝統的な仏教国でありながら、LGBT(性的少数者)に寛容で、以前から同性カップルの間で人気だった。LGBT観光客を誘致するキャンペーンも行われている。