驚愕のラスト…反町隆史&杉野遥亮が見せた意外な連係プレーとは? 『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第3話考察レビュー
蓬田がまさかの服毒自殺
全容が明らかになったものの、蓬田の妻は夫が自分のために罪を犯したことを知ってしまったし、もちろん祈里の夫は戻ってこない…。解決したのに誰も幸せになれない、そんな未解決事件の残酷な一面を思い知らされることとなった。 ラストシーンでは、蓬田が留置所で服毒自殺をしてしまう。ボディチェックをしたにもかかわらず、蓬田は毒を持っていた。つまりこれは警察関係者の仕業であることを示唆しており、一気に警察の闇深さが浮き彫りになる。 もし飛鷹が真犯人だけでなく、巨悪を法の下に引きずり出そうと構想しているならば、この一件が彼の筋書きのひとつであることも考えられなくはない。オクラと対立する立場である加勢英雄(中村俊介)の挙動も気になるところ。 第4話も、見逃せない真実が待ち受けているはずだ。 【著者プロフィール:西本沙織】 1992年生まれ、広島在住のライター。会社員として働くかたわら、Web媒体でエンタメに関するコラムやレビュー記事の執筆を行っている。ドラマや映画、マンガなどのエンタメが好き。
西本沙織