柄本佑、毎熊克哉、渡邊圭祐……『光る君へ』打ち上げでのイケメン俳優の「素顔」にほっこり!
“父の恋の恩人”直秀を、背後から藤原頼通が急襲! だが、直秀は巧みに頼通の腕を取ると、「はいはい」とばかり簡単にあしらって――談笑するのだった。 【写真】オーラがすごい…!『光る君へ』で悪役・藤原伊周を好演した三浦翔平の「深夜サングラス姿」 劇中では絡むことのなかった“直秀” 毎熊克哉(37)と“藤原頼通” 渡邊圭祐(けいすけ・31)が共演したのは11月のある日の早朝4時30分のこと。場所は池袋だった。実はここで大河ドラマ『光る君へ』の打ち上げ(3次会)が行われていたのである。 1次会が始まったのは前日午後3時すぎ。実に15時間にも及ぶ宴がお開きになり、約30人からなるキャストと関係者が帰路に就いた。 「毎熊が演じた直秀は風刺劇を披露する散楽の一員で、登場したのは物語の序盤。再会をはたしたものの身分の差もあり、なかなか会えない道長とまひろが落ち合うのが散楽の会場でした。直秀は二人のキューピッド的な役割を担っていました。 ただ、直秀は貧しい民のために盗賊行為を行う“義賊”の顔を持っており、盗みに入った道長の家でとらわれ、処刑されてしまう。謎多き男でしたが、まひろにはやさしく、自らの正義を貫く姿が視聴者に人気でした。 頼通は道長の嫡男で、登場したのは第35回。『道長の面影がない美男子』と話題になりました。しっかり者だが政治にさほど興味がなく、父親の道長に対して複雑な感情を抱いています」(テレビ誌ライター) その渡邊と毎熊は関係者と一緒に座長を務めた“まひろ”――吉高由里子(36)を見送った後、池袋駅方面に向かって歩いて行った。 やはり3次会まで残っていた“藤原道長”柄本佑(37)と“藤原実資”秋山竜次(46)が帰路に就いたのはその10分ほど前。 実資は坂東巳之助(35)が演じる円融天皇、本郷奏多(34)が演じる花山天皇、塩野瑛久(29)が演じる一条天皇と三代の天皇に蔵人頭として仕えて、道長に恐れることなく意見できる貴重な存在。劇中ではぶつかりあうこともあった二人だが、肩を並べて池袋の夜に消えていった。 松下洸平(37)は3次会の途中で、日付が変わる直前に帰宅。彼が演じた宋の医師・周明は優しく穏やかな性格で、宋語を教えながらまひろに淡い恋心を抱くという存在だった。 そんな松下が親しげに話していたのは道長の腹違いの兄・藤原道綱を演じた上地雄輔(45)。劇中で関わることのなかった二人だが、打ち上げで親睦を深めたのか、ガッチリと握手する場面が印象的だった。 『光る君へ』は12月15日に最終話を迎える。その幕が閉じた後も、役者同士の絆は新たな物語を紡ぎ続けていくに違いない。
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