大島優子、NY語学留学へ ひしひしと伝わるエンタテインメント極める覚悟
元AKB48の女優、大島優子が、先月から米ニューヨークで語学留学していることが一部スポーツ紙の報道により明らかになった。期間は1年、語学以外にもブロードウェーなどエンターテインメントの本場で生活することで得られるものは多そうだ。
芸能界の第一線で仕事を続けるためにはインプットも必要、との判断か?
48グループの人気No.1を、前田敦子と常に争っていた大島。卒業後、女優の仕事を中心に据えてきたが、芸能界の第一線で仕事を続ける限り、アウトプットに追われるのは宿命のようなもの。この辺で仕事をセーブし、インプットの期間をもうけたかったのではないだろうか。 大島のタレントとしてのポテンシャルは、AKB48の中でも群を抜いていた。かつてダンスの先生が「優子1人だけうまくてバランスがとれない」と言っていたほど身体能力にもリズム感にも恵まれ、演技力にしても高く評価されてきた。 まだ前田敦子と並ぶほどの人気はなかったころ、大島を取材したことがある。ネ申テレビ関連のマスコミ取材会で、インタビューは「前田敦子」か「大島優子と宮澤佐江」のどちらかを選ぶようになっていた。私は大島と宮澤を選んだのだが、このときは大島のスマートな対応が印象的だった。大島は2006年のAKB48加入前、すでに子役、ジュニアアイドルとしての活動経験があった。ほぼ未経験でAKB48に入ったメンバーと比べ、すでにキャリアがあったのだ。大島はインタビューの受け答えの中で、自分が番組について何をしゃべれば良いのか、どこまではしゃべっても良くて、どこからはいけないのか、心得ている様子だった。また、自分で判断がつかない場合は、すぐにスタッフに確認をとるそつのなさも印象に残った。 まだAKB48に在籍していたころ、週刊誌でテリー伊藤氏と対談し、こんな発言もしている。女優志望のため将来的に脱ぐ役がきたらどうするのか聞かれた大島は、納得できる内容なら脱いでもいいと断言したのだ。場を読む力があるだけに、週刊誌に掲載される対談ということで、多少のリップサービスもあったのかもしれない。しかし、大島のプロ意識を考えるとまったくのサービス発言ではないはず。女優をやる以上は、そのぐらいの気概は当然ある、ということだろう。