くりぃむしちゅー有田、アンタッチャブル山崎が『ウイコレ』のチーフオフィサーに!「初心者でも楽しめるリアル大会を開催したい」
2024年10月で7周年を迎えた、株式会社コナミデジタルエンタテインメントのモバイルサッカーゲーム『eFootball(TM) ウイコレ CHAMPION SQUADS』(以下、『ウイコレ』)。そんな『ウイコレ』をさらに盛り上げるべく、ガチプレイヤーを公言しているくりぃむしちゅーの有田哲平さんと、アンタッチャブルの山崎弘也さんが“チーフ・ウイコレ・オフィサー”に就任することが12月5日に発表された。 また、3月にオフラインで大会が開催されることもあわせて発表され、有田さん・山崎さんが会場で大会を盛り上げる予定だ。 【写真】ガチプレイヤーでもある有田さんと山崎さんが熱い思いを激白! ウォーカープラスでは、そんな有田さん、山崎さんにインタビュー取材を実施。KONAMI本社にて『ウイコレ』制作チームとの座談会を終えたばかりの二人に、同作にハマったポイントや、現在のプレイ状況、「チーフ・ウイコレ・オフィサー」としての今後の展望などを話してもらった。 ■座談会の模様はYouTubeにて公開中 ■モバイルサッカーゲーム『ウイコレ』とは? 『ウイコレ』とは、全世界の人気サッカー選手のカードを集めて遊ぶ、基本プレイ無料のモバイルサッカーゲーム。アルゼンチン代表、フランス代表、ベルギー代表など、世界王者を争う強豪ナショナルチームはもちろん、FCバルセロナ、マンチェスター ユナイテッド、FCバイエルン ミュンヘンなど、人気クラブチームのスター選手を実写カードで収録。選手と戦術を組み合わせてフォーメーションを組んだら、その後はコンピューターにお任せ。臨場感抜群の試合が楽しめるだけでなく、操作も簡単でちょっとした空き時間で気軽にプレイできる点でも、多くのユーザーから支持されている1作だ。 ■遊んでいるうちにサッカーそのものにも詳しくなれる ――収録を拝見して、お二人がガチ勢であることがよくわかりました。そこで改めて、現在のプレイ状況などを教えていただけますか? 【有田哲平】(スマホを確認しつつ)トータルのプレイ時間はわからないですけど、今の時点で21時間、つけっぱなしになっていますね。この後もまだまだ続けますけど。 ――21時間!?寝るときもつけっぱなしなんですか? 【有田哲平】遊んでいるうちに、そのまま寝落ちしちゃうんですよ。 【山崎弘也】『ウイコレ』あるあるですね。「何分か操作しないと自動的に落ちる」みたいな設定をしていなくて、つけっぱなしになっていて。朝起きたら電池がなくなっていた……ということがよくあります。 【有田哲平】(さらにスマホを確認しつつ)僕の1日の平均プレイ時間は、13時間46秒だそうです。 ――それはすごいですね!そんなにやり込む日々が何年ほど続いているのでしょう? 【有田哲平】リリースされてちょっとしてからやり始めたので、もう7年になりますね。 【山崎弘也】僕も平均プレイ時間は同じくらいです。ただ、僕はインストールしてから、しばらくやっていなかった期間があって……。本格的にやり始めたのは、2020年の1月からですね。 ――スマホゲームは一度休眠するとなかなか復帰しにくいと思うのですが、「もう一度やるぞ」と思われた理由・きっかけのようなものはあるのでしょうか? 【山崎弘也】いちばんの理由は、有田さんの強引な勧誘があったからです(笑)。でも、実際にプレイすることで仲間ができるといいますか、一緒に楽しみを共有して、さらにその人たちと競い合える。そこに喜びがあり、悔しさもあり……というのが楽しいんですよ。仲間同士で大会を開いたりして、そこで優勝できたらやっぱりうれしくて。そういった感覚を共有できる仲間が増えるほど、『ウイコレ』は楽しくなっていきますね。 【有田哲平】「サッカーが好きだからやる」っていう人だけでなく、そうじゃない人でもハマれるのか?ということを実験したくて。それでザキヤマを誘ったんです。彼はもともと、サッカーのことはまったく知らなかったんですよ。だけど『ウイコレ』をやるようになって、実際のサッカーにものめり込んでいって。今ではもう、芸能界のなかでもかなり詳しい側の一人ですよ。 【山崎弘也】いやもう、2022年の国際大会はめちゃくちゃ楽しかったですね。全員、知っている選手ばかりなんですよ。試合を見ながら「これは『ウイコレ』のあのスキルだ!」みたいな感じで、スキル名を連呼していましたね。ゲーム内で自分のチームに入れている選手が出場する試合は、自然と気持ちが入って応援したくなって。現実とゲーム、両方でサッカーを楽しめるようになったのは『ウイコレ』のおかげです。 ――サッカーの知識がない状態で始めても、そこまで楽しめるようになるんですね。 【有田哲平】座談会でも話しましたが、『ウイコレ』って、ずっと集中してやり込まなくてもいいゲームなんですよ。チームの編成やフォーメーションだけ組んでポンってやれば、あとは自動的に試合が進んでいって。しかも毎週のようにいろんなイベントが用意されていて、飽きさせないための工夫が満載なのもうれしい。なので、サッカーをよく知らない方でも、ゲームが苦手な方でも安心して遊べる、入りやすい作品だと思うんですよね。 【山崎弘也】スポーツゲームというより、育成ゲームのような感じですね。じっくり考えてチームを編成したら、あとは見守るだけ。で、たまに様子を見に行くと、PB(プレミアムボール)が貯まっているから、ちょっと使うか、次のイベントまで置いておくか悩んだり……みたいな。 例えるなら、子どもの運動会を見に行くような感覚ですね。自分自身が直接走るわけじゃないけど、子どもにいろんな経験をさせて。そうして運動会で、子どもが走る様子を応援しながら見守るという。これがね、実際に体験するとめちゃくちゃ楽しいんですよ。無理に時間を作らなくても、隙間時間で手軽に遊べて、しかもしっかり楽しめるのが『ウイコレ』のいいところだなと思います。 ■“強さのトレンド”を研究・分析するのが楽しい ――ゲーム内で組まれているチームについてお聞きしたいと思います。どのような編成なのか、コンセプトなどがあれば教えてください。 【有田哲平】『ウイコレ』のおもしろさの一つは、シーズンごとに「この選手が強い」みたいなトレンドがあるところですね。誰が言い出すでもなく、プレイヤーの間でいっせいに特定の選手やフォーメーションが流行り出すんです。でもこれは、運営の方にもお聞きしたんですけど、開発チームでも次に何が流行るかは読めないらしくて……。「この選手は人気が出そうだな」と思って実装したけど、評価はいまいちだったり。逆にそれまで注目されていなかった選手が、急に覚醒して使われるようになったり。なので、完璧なチームに仕上げて大会に出場しても、思うような結果が出ないことがよくあるんです。 それで、強い人はどんなチームを編成しているのか気になって見てみたら、意外な選手が起用されていたり、それまでぜんぜん強くないと思われていたフォーメーションが使われていたりして……。チーム編成では、シーズンごとに何が流行るかを見極めて、それに合わせて調整していく感覚が重要になりますね。なので同時期にプレイしているユーザー同士だと、そこまで極端に編成が異なるということはないと思います。 【山崎弘也】そんななか、大会で優勝する人は、その時点のトレンドの“一つ先を行く編成”をされていて。「その手があったか!」という発見があるのも、プレイするうえでの醍醐味ですね。ずっとやっていると「そうとう研究してこの編成に行きついたんだな」というのがわかるんですよ。そうして、今後はそのスタイルがいっせいに流行るんですけど、そのころにはまた、別の方が新たな編成を研究し始めていて……という。この“刻一刻とトレンドが変化していく感覚”がなんとも楽しいところです。 【有田哲平】ちなみにザキヤマは、『ウイコレ』の世界一のプレイヤーを決める「TITANS LEAGUE(タイタンズ リーグ)」という大会で優勝したこともあるんですよ。でも、その直後に仲間内で遊んだところ、大会ではぜんぜん勝てなかった後輩にボロ負けしていて。それくらい、トレンドの移り変わりが速いのも『ウイコレ』の特徴ですね。 【山崎弘也】あんなに悔しかったことないですよ。本当に屈辱的でした。世界一になったのに、その直後に惨敗したんですから。 ――とはいえ、世界一の称号はすごいですよね。 【山崎弘也】実家から東京に帰る途中、コンビニに立ち寄って、そこで試合を観戦したんですけど、優勝が決まった瞬間は「よし!」と叫びましたね。あんなに大きい声出したのは、生まれて初めてじゃないかと。そこからは「もし事故でも起こしたら、優勝がはく奪されてしまう」と思って、いつも以上に気をつけて、めちゃめちゃ安全運転で帰りました。 ■リアルイベントや特典配布など“刺さる企画”を検討中 ――今後、「チーフ・ウイコレ・オフィサー」として、『ウイコレ』を盛り上げるためのさまざまな活動に取り組まれるわけですが、やってみたい企画など、検討中のアイデアがありましたらお聞きしたいです。 【有田哲平】座談会でもお話ししましたが、実際にプレイヤー同士が顔を合わせて対戦する、対面形式のリアルイベントをやりたいですね。とはいえ、時間とお金をかけて、めちゃくちゃやり込んできた方しか楽しめない形にはしたくなくて。やり始めたばかりの方でも気軽に参加できるような、そんなイベントを定期的に開催することで、裾野を広げていきたいです。 ――2025年3月には『ウイコレ』初のオフライン大会が開催される……とのことですが、「チーフ・ウイコレ・オフィサー」として楽しみにされている点や、目標とされる参加人数について、ご意見をお聞かせください。 【有田哲平】どれくらいの規模になるかはまだわからないですけど、やるからには全席を埋めたいですね。ガチプレイヤーだけでなく、まだそんなにやり込んでいない方でもぜんぜん参加できるような。有田とザキヤマがいるみたいだし、ちょっと覗いてみるか……くらいの軽い気持ちで遊びに来ていただきたいです。会場まで来られない方はオンラインでも参加できたり、皆で楽しめる大会にしたいですね。もちろん我々がしゃべっている最中でも、気にせず『ウイコレ』をやってもらって大丈夫ですので。 ――いろいろと貴重なお話をありがとうございます。それでは最後に『ウイコレ』プレイヤーの方や、まだ本作を遊んでいない方に向けて、ひと言ずつお願いします。 【有田哲平】今回こうして、「チーフ・ウイコレ・オフィサー」を務めさせていただくことになりましたが、立ち位置としてはこれからも変わらずに『ウイコレ』プレイヤーの側にいますので、こちらがより多くの利益を得られるように、どんどんKONAMIさんに要求を出していくつもりです。くり返しになりますが、『ウイコレ』をやってさえいれば、誰でも気軽に参加できる大会やイベントもどんどん実施していきたいと考えていますので、皆で一緒に『ウイコレ』を盛り上げていきましょう。 【山崎弘也】じゃあ僕からは未プレイの方に向けてひと言。ここまで読まれてちょっとでも『ウイコレ』に興味を持たれた方は、いますぐアプリをダウンロードしてみてください。そうして、いつでも遊べるようにしておけば、これから我々がKONAMIさんから引き出してくるいろんな特典を、もれなく受け取ってもらえますので。プレイヤー同士、ひとつのチームとして協力し合い、KONAMIさんに大量の特典を要求しましょう! 取材・文=ソムタム田井