3年間利用していなかった銀行口座を久しぶりに利用したら「手数料1320円」が引き落とされていました。これって何の手数料ですか?
未利用口座管理手数料の支払いを回避する方法
未利用口座管理手数料の支払いを回避するためには、定期的に利用する、または解約の手続きを行うしかありません。取引を行ってさえいれば、未利用口座管理手数料を負担せずに済みます。 ■入出金や解約手続きを行う 未利用口座管理手数料を支払わないために、入出金などの取引を行う、または口座の利用機会がなければ解約手続きを行いましょう。未利用口座管理手数料は、2年以上一度も預け入れや払い戻しなどの取引がない普通預金口座に対して発生するのが一般的だからです。 ■口座残高を一定額以上にする 一定の条件に該当する場合は、未利用口座管理手数料の発生対象になりません。条件の一つは口座残高が一定額以上あることで、1万円が一般的です。口座を解約したくないけれど未利用口座管理手数料を支払いたくない場合は、口座残高の確認を定期的に行いましょう。 なお、口座残高以外にも、以下のような免除条件を設けています。 ●定期預金、外貨預金、投資信託などの預かり金融資産が1円以上ある ●借り入れがある ●口座保有者が18歳未満 免除条件は銀行によって異なるため、公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。
未利用口座管理手数料について事前に確認して適切に対処しよう
多くの銀行が長期的に入出金などの取引がない口座に対し、未利用口座管理手数料を徴収しています。徴収した未利用口座管理手数料は、口座の維持や管理に必要とする費用として使われます。 未利用口座管理手数料の支払いを避けるためには、口座を利用する、または解約の手続きを行うことが重要です。未利用口座管理手数料の金額や発生条件などを事前に確認し、適切に対処してください。 出典 株式会社三菱UFJ銀行 未利用口座管理手数料(2021年7月以降に新たに普通預金口座を開設されるお客さま) 株式会社三井住友銀行 未利用口座管理手数料についてのご説明 株式会社りそな銀行 普通預金口座の未利用口座管理手数料について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部