「現時点では何もない」ブライトンを離れるデ・ゼルビ監督の今後は未定…退任の理由は「前進するための合意が見つからなかった」
ブライトン&ホーヴ・アルビオンの監督を退任するロベルト・デ・ゼルビ監督がクラブへの感謝と共に、退任の理由を語った。イギリス『BBC』が伝えた。 【動画】三笘薫と妻がデ・ゼルビ監督とハグで別れ 2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後に監督に就任したデ・ゼルビ監督。2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、今シーズンはそのELでラウンド16に進出していた。 一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。三笘も腰を痛めて長期離脱となっており、チームも最終節でマンチェスター・ユナイテッドに敗戦。11位でシーズンを終えた。 最終節を前に退任が発表されたデ・ゼルビ監督。改めて、この2シーズンを振り返り、プレミアリーグを指揮できたことに感謝した。 「どのクラブも存在しない。誰からもオファーは来ていない。現時点では何もない」 「またプレミアリーグで働けることを願っている。いつどこで働けるのかはわからないが、プレミアリーグで働けたことは光栄だ」 一方で、退任の理由についても言及。感謝の気持ちはありつつも、自分が目指すやり方で続けていきたいと、考え方の不一致をあげた。 「前進する為の合意は見つからなかった。私は自分の道を貫きたい。自分が何をしたいのかはよくわかっているし、自分は監督であり、クラブの方針を受け入れなければならないことも分かっている」 「彼らは私に信じられないほどのチャンスを与えてくれた。彼らは素晴らしい人々と出会わせ、プレミアリーグやヨーロッパリーグでプレーし、仕事をする可能性を与えてくれた」 「私にこのクラブ、この街、ここのファンを知る機会を与えてくれた。そのことは忘れられない」
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