水辺の夏祭り満喫 高岡・福岡リバーサイドフェスタ コイつかみ捕りに歓声
リバーサイドフェスタ2024(富山新聞社などでつくる実行委員会主催)は11日、高岡市福岡町土屋の土屋親水公園で開かれた。地元住民や帰省客が大勢訪れ、福岡町特産であるコイのつかみ捕りや、学生らのステージパフォーマンス、キッチンカー、屋台の軽食を楽しみ、毎年恒例となった「水辺の夏祭り」を満喫した。 名物のコイのつかみ捕り大会には193人が参加した。小学3年生以下の部と中学生以下の部に分かれ、子どもたちは河川敷の池に放たれたコイを追いかけ、水しぶきを上げながら歓声を上げた。高岡市福岡小2年の奥多史佳さんは「初めて参加して、捕まえられて楽しかった」、同市二塚小3年の畑菜々美さんは「3匹捕まえられてうれしい。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。 金、銀色のコイを捕まえた参加者や、各部で一番多く捕まえた参加者が表彰を受けた。金色を捕まえた高岡市下関小5年の野口潤葉さんは「最初から狙っていたのでうれしい。庭で大切に飼いたい」と話した。 特設ステージでは福岡高書道部のパフォーマンスや県内の高校、大学生による軽音楽ライブのほか、福岡町のUホールを拠点に練習するアクロバットチーム「BLACK ARROWS高岡」の演技、同町大滝地区に伝わる「源多良太鼓」が繰り広げられた。 スゲコースターの制作体験やシャボン玉遊び、岩魚のつかみ捕りなどのワークショップが開かれ、焼きそばやたこ焼き、唐揚げのキッチンカーや屋台が並んだ。夜には富山新聞花火が夜空に大輪を咲かせてフィナーレを飾った。 オープニングセレモニーで中島秀恭福岡町観光協会長があいさつし、川島国県議らが祝辞を述べた。高木良史実行委員長が開会宣言した。