懐かしのファミコン感…「ドラゴンボール」ピコピコ動く悟空がかわいい
突如画面に映し出されるゲームっぽい画面、それもファミコン感満載の映像が時代を感じさせる。「ドラゴンボール」でホワイト将軍(CV:玄田哲章)がモニター越しに孫悟空(CV:野沢雅子)の行く手を阻む際、そこに映っていたのは今では懐かしいドット絵風でピコピコと正面を向いたまま上下左右に動く悟空だった。 【映像】ファミコンっぽい!迷路にハマる悟空(17分30秒ごろ~) 悟空はジングル村の村長を助けるために、レッドリボン軍のホワイト将軍が統治するマッスルタワーに単身乗り込んだ。最上階を目指す道中で人造人間8号(CV:飯塚昭三)と仲間になると、8号に案内されながらホワイト将軍の待つ最上階まであとわずかというところまできていた。 しかし、ホワイト将軍は最上階へと続く階段に近づかせまいと階段を隠す仕掛けを発動させ、悟空たちの行く手を阻んだ。その仕掛けというのは、ボタンを押すことでフロアの壁を動かし、進路を変えてしまうというものだった。ホワイト将軍は悟空たちの位置が示されたモニターを確認しながら壁を操作していたのだが、そのボタンを連打する様子はなんだか楽しそう。 1980年代といえばファミコンが一大ブームを巻き起こしていた時代だ。ホワイト将軍が見るモニター上の悟空たちはドット絵風になっており、悟空たちがピコピコという音とともにかわいらしく動く様子はまさにファミコンゲームそのものだった。 ドラゴンボール初のファミコンタイトルである「ドラゴンボール 神龍の謎」というアクションアドベンチャーゲームがあったが、アニメのこのワンシーンはどことなく同タイトルを彷彿させる。大人になった今このシーンを目にしたら、ファミコンに夢中になっていたあの頃を思い出して遊んでみたくなるはずだ。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部