0-8…上田西の快進撃が止まる、プレミアリーグ参戦の強豪・流通経大柏の前に屈する、2017年度大会以来の4強ならず
◇4日 第103回全国高校サッカー選手権準々決勝 上田西0―8流通経大柏(フクダ電子アリーナ) ◆笑顔がまぶしすぎる…応援マネジャーの月島琉衣が制服姿で登場【写真】 7年ぶり3度目の出場の上田西(長野)は前半だけで大量6失点を喫するなど、流通経大柏(千葉)に0―8で大敗。前回出場した2017年度大会以来となるベスト4進出はならなかった。 黄色のユニホームの「ミツバチ軍団」の快進撃が止まった。豊富な運動量をベースに今大会2勝を挙げて8強に進んだ上田西だったが、高校年代最高峰の高円宮杯U―18プレミアリーグに参戦する強豪の前に圧倒された。前半13分に守備ラインを相手FWに突破されて先制を許すと同17分にはGKが処理しきれなかったルーズボールを押し込まれて0―2。同28分にはMF亀田歩夢(3年)に右足で華麗なミドルシュートを決められると、同37分、同40分にも連続失点。前半終了間際にも再びMF亀田に技ありシュートでネットを揺らされ、前半だけで6失点を許した。 後半も攻撃の手を緩めない相手に主導権を握られる中、何とか踏ん張ったが、後半28分にCKから相手に頭でたたき込まれて0―7。同35分には与えたPKを決められて0―8。上田西は何度か自陣から速攻を仕掛けたが良い形でシュートまで持ち込めず、一矢報いることはできなかった。 上田西は前回出場した2017年度大会では準決勝で強豪の前橋育英(群馬)に1―6で敗れていた。
中日スポーツ