30日（日本時間31日）に行われた米大リーグのワールドシリーズ（WS）第5戦でドジャースに逆転負けを喫し、2009年以来となる15年ぶりの優勝を逃したヤンキース。一時は試合の主導権を握りながら、守備のミスを連発して苦杯をなめたチームに、米メディアからは批判的な論調が相次いだ。 【写真】ヤンキース・ジャッジと談笑する大谷翔平 第5戦では5－0で迎えた五回、中堅手ジャッジがライナー性の打球を落球。その後も内野手の悪送球など守備でのミスが相次ぎ、この回に一挙5点を奪われる結果となった。 ヤンキースの地元紙ニューヨーク・ポスト（電子版）は「WSでの惨敗は、ジャッジ時代のヤンキースの欠陥を示している」といった見出しでヤンキースの敗退を速報。「1年中チームを悩ませてきた基礎の低さという問題を（WSで）解決することはできなかった」とし、守備でミスの目立ったチームの戦いぶりを厳しく指摘した。 また、米紙USAトゥデー（電子版）も「近年のポストシーズン史上で最も悲惨な回の一つ」と、ヤンキースの五回の拙守を取り上げた。
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