少子化や子育て施策 知事が県民の意見を聞く「車座会議」を前にキックオフ座談会 広島県
広島ニュースTSS
広島県は、少子化や子育て施策について知事が県民の意見を聞く「車座会議」を、来月から開始するのを前に広島市で、12日、キックオフイベントを開催しました。 キックオフイベントには、「こどもまんなか応援サポーター」に就任した安部友裕さんや久保田夏菜さんたち4人が参加しました。 広島県では、2023年の合計特殊出生率が1.33と、過去最低を記録しています。 そうした中、県は、来月から、湯崎知事が少子化や子育てについて県民などから直接、意見をきく車座会議を開き、少子化対策に生かしていく考えです。 12日、開かれたキックオフ座談会では、湯崎知事と応援サポーターの4人が少子化の課題や社会全体で子育てを応援するために何が必要なのかなど、活発な意見を交わしました。 【久保田 夏菜さん】 「産んだ先にちゃんと働ける場所があるか、ちゃんと働けます。というのを目に見える形で、産む側としては欲しい」 【広島県・湯崎英彦 知事】 「子育てに対する楽しさや、しやすさだとか、十分に認識されない。それが今の少子化につながってる。そのために、こういう車座会議をやっていきたい」 車座会議は来月から8月にかけて5回に渡って開催する予定で1回目は「少子化対策は必要か」というテーマで話し合う予定です。
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