小祝さくらが11アンダーで暫定首位 〝格付け最上位〟で最終日へ 女子ゴルフ
アース・モンダミン・カップ第3日は22日、千葉県カメリアヒルズCCで前日から持ち越された第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、日没サスペンデッドで全選手が競技を終了できなかった。第2ラウンドで2位だった小祝さくらが7ホールを終えて3バーディーと伸ばし、通算11アンダーでリードした。 【写真】ティーショットを放つ小祝さくら 荒天順延となった2日目はプレーがなかった小祝。「じっくり休んだ」と3日目は2Rを6バーディーの66。続く3Rも7ホール消化時点で日没サスペンデッドになったが、7番(パー4)で50センチに付けるなど3つ伸ばした。この日、25ホールでボギーなしの安定感で通算11アンダー。1R終了時の2アンダー21位タイから暫定ながら2位に2打差の首位に浮上した。 「長かったし、体力が削られる中でいいプレーができた」。小祝にとってチャンスである。〝強さ、安定感〟を数字化した年間ポイントランキングで1位の竹田、2位の山下、4位の岩井千ら上位陣が海外メジャー出場で不在。3位の小祝は格付けで最高位なのだ。 最終日は29ホールの長丁場決戦。雨模様の予報もあって予備日の月曜日にずれ込む可能性もあるが、「最後の力を振り絞ってやります」という小祝にはまだ余裕がみえた。(清水満)