夏休みは「電車好きの孫」にたくさん乗せてあげたいです。東京でJRや私鉄などのフリーパスは、どのくらい乗れば元が取れてお得なのでしょうか?
夏休みは旅行に行ったり、自分の好きなことに時間を費やしたりと有意義に過ごせる期間です。特にお出掛けすることも多くなるため、電車などの公共交通機関の利用も増えてくるでしょう。 交通費を抑える方法として、フリーパスの利用が挙げられます。フリーパスは決められた期間や区間で乗り放題になるというお得なチケットです。そこで本記事では、電車のフリーパスはどのくらい乗ったら元が取れるのかについてと、フリーパスの種類について解説します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
フリーパスの種類
まずは、東京で乗れるフリーパスの種類を解説します。それぞれの電車でお得になるフリーパスが販売されているので、確認しておきましょう。 ■青春18きっぷ 青春18きっぷは、全国のJR線で自由に乗り降りできる切符です。普通列車や快速列車だけでなく、BRTやJR西日本宮島フェリーなども対象です。 発売期間は春季・夏季・冬季の年3回で、値段は5回分セットで1万2050円です。全国のJR線が対象で1券片5回(人)まで利用できるため、1日かけて遠出する人や各観光地を回る人にとってはお得な切符です。ただし、当日限りの使用になるため注意しましょう。 ■北海道&東日本パス 北海道&東日本パスはJR北海道とJR東日本エリアでの電車が7日間乗り放題になるお得な切符です。急行での利用も可能です。利用期間は春季・夏季・冬季と決まっていますが、どの時期も比較的期間が長いので旅行を考えている人にもおすすめです。 値段は大人1万1330円、子ども5660円です。7日間も利用できるので、かなりお得な切符だといえるでしょう。 ■週末パス 週末パスはJR東日本のフリーパスで、関東甲信越と南東北の範囲で利用できるものです。名前の通り週末の2日間しか利用ができないので、週末に旅行に行く人におすすめです。 特急券を購入すれば、新幹線や特急列車にも乗ることができます。関東から仙台や新潟、長野、福島まで週末パスで行くことができます。値段は大人8880円、子ども2600円です。 ■休日おでかけパス 休日お出かけパスは東京近郊のJR線普通列車と東京モノレール線、りんかい線が乗り放題になる切符です。特急券やグリーン券を購入すれば、新幹線や特急列車、電車内のグリーン車の利用もできます。 利用期間は土日及びゴールデンウイーク、夏休み、年末年始の1日間です。関東圏内にお出掛けしたり、関東でさまざまな場所を回ったりしたい人にはおすすめの切符です。値段は大人2670円、子ども1330円です。
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