大谷翔平、受賞ラッシュ!! 50-50が流行語大賞候補30語に シルバースラッガー賞最終候補に、DH部門で2年連続受賞へ
米大リーグで史上初めて同一シーズンに50本塁打、50盗塁を達成したドジャース・大谷翔平投手(30)の偉業を指す「50-50」が5日、「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語に入った(大賞発表は12月2日)。大谷は同日、MLBで打撃のベストナインに相当する12日(日本時間13日)発表のシルバースラッガー賞で最終候補入り。11月は最優秀選手(MVP)などの発表もあり、受賞ラッシュとなりそうだ。 【写真7枚】愛犬のデコピンを抱きかかえるドジャース大谷翔平と真美子夫人(2枚目) ワールドシリーズ(WS)制覇の次は受賞ラッシュだ。 「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」(12月2日発表)の候補30語が発表され、大谷が史上初めて達成したシーズン50本塁打、50盗塁を指す「50―50」がノミネートされた。ドジャースの試合は日本にもライブで届けられ、テレビ各局はニュース番組で「大谷コーナー」を設置。野球の枠を超えて話題となり、ヤンキースを4勝1敗で破ったWSの視聴者数は、日本では過去最多の1試合平均1210万人に上った。 大谷は9勝、46本塁打をマークしたエンゼルス時代の2021年に「リアル二刀流/ショータイム」で新語・流行語の年間大賞を受賞。22年は三冠王となったヤクルト・村上の打棒を示す「村神様」、23年は38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たした阪神のシーズンスローガン「アレ(A.R.E.)」が大賞に輝いており、「50-50」が選出されれば野球界から4年連続。大谷が個人で2度目の大賞を受賞すれば初となる。 WSを10月30日(日本時間31日)に終え、大谷はシーズンオフに突入。11月は野球の功績をたたえられての受賞が続くことが予想される。この日は打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の最終候補が発表され、54本塁打、130打点で2冠に輝いた大谷はナ・リーグDH部門に残った。もう一人の最終候補、39本塁打、104打点をマークしたブレーブスのマーセル・オズナを成績で上回る。12日(同13日)に発表される同賞は各球団の監督らの投票で決まり、選出されれば大谷はア・リーグDH部門で受賞したエンゼルス時代の昨季に続き2年連続3度目となる。 14日(同15日)には傑出した打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」(過去1度受賞)と最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」(過去3度受賞)、ベストナインに相当する「オールMLBチーム」(先発投手とDHで2度ずつファーストチーム入り)が発表される。
そして最優秀選手(MVP)の受賞者は21日(同22日)に専門局MLBネットワークの番組で公表される。2年連続3度目、フルタイムDHでは史上初の受賞へ。大谷の偉業は勲章として、歴史に残ることになる。