イスラエル軍“ガザ地区南部で6人の人質遺体を収容”
イスラエル軍などは20日、パレスチナ自治区ガザ地区南部で6人の人質の遺体を収容したと明らかにしました。 【背景】米国務長官、ネタニヤフ首相に“早期の合意”求める イスラエル軍などは20日、前日の夜間にガザ地区南部のハンユニスから人質6人の遺体を収容したと発表しました。このことは、6人の家族にも伝えられたということです。 これを受け、人質家族らの団体「Bring Them Home Now」は、SNSに「残りの人質109人の即時帰還は交渉による合意によってのみ実現できる」と投稿し、イスラエル政府に改めてイスラム組織ハマスと交渉し、人質解放への合意を結ぶよう求めました。 ロイター通信はイスラエル側の集計として、去年10月7日のハマスによる襲撃でおよそ1200人が殺害され、およそ250人が人質になったと伝えています。 一方、ガザ地区の保健当局は20日、イスラエルによる攻撃で、これまでに少なくとも4万173人が死亡したと発表しています。