C・ロナウドより鉄人な41歳の番人 ポルトガル代表で138試合をこなすペペは今大会もディフェンスリーダーに
初戦のチェコ戦から衰え知らずなパフォーマンス
ポルトガル代表では39歳のFWクリスティアーノ・ロナウドの鉄人ぶりに注目が集まりがちだが、年齢ではロナウドよりも先輩がいる。 EURO2024でもセンターバックに入る41歳のDFペペだ。18日に行われたグループステージ初戦のチェコ戦にもフル出場していて、41歳と113日でEURO本大会のピッチに立ったことになる。 大会前よりポルトガルを指揮するロベルト・マルティネスは、ロナウドを含めベテランの重要性を説いていた。今回の代表メンバーにはポルトガル国内で注目を集めるベンフィカDFアントニオ・シウバ、スポルティングCP所属DFゴンサロ・イナシオら次世代を引っ張っていくセンターバックも招集されている。 そのうちイナシオはチェコ戦に途中出場しているが、やや試合に入り切れていないところもあった。いきなり大舞台で先発を任せるよりは、やはりペペやマンチェスター・シティDFルベン・ディアスといった経験豊富な選手を中心にスタメンを構成する方が守備は安定すると言えるか。 ペペはEURO2008よりメジャートーナメントを経験していて、EURO本大会はチェコ戦が20試合目。ワールドカップも16試合こなしていて、代表通算キャップ数は138を数える。チェコ戦でも空中戦などさすがと思えるプレイを披露していて、大きく衰えた印象はない。年齢を考えても、ロナウド以上の鉄人と言っても大袈裟ではないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部