渡辺雄太、サプライズ登場 ファジーカスの引退試合に予告なし出場「ニックのために」川崎で一足先に“デビュー”
プロバスケットボール男子B1リーグの川崎で、元日本代表のニック・ファジーカスの引退試合が30日、川崎市とどろきアリーナで行われた。 【写真】久慈暁子アナと仲良し夫婦ショット! ファジーカスとともに日本代表として戦った選手や、元川崎のチームメート、スタッフが大集合。その中で、試合開始約45分前、“サプライズ”でNBAプレーヤー・渡辺雄太が登場。会場がざわつき、大歓声が沸き起こった。渡辺はファジーカスと2019年W杯(中国)でともにプレーした。 試合前の場内インタビューでは、ファジーカスとの思い出を語り、「2019年の中国W杯で、一緒にニックと5戦戦って、残念ながら5連敗で終わってしまったが、ほんとにニックからたくさんのことを学んだ」と感謝。「今日もお誘いいただいて、ニックのために、ということで来ました」と笑顔を浮かべた。司会者から「とどろきアリーナどうですか?」と振られると「最高です!」と笑った。 試合にも川崎のユニホーム姿で出場し、一足先に“Bリーグデビュー”。第2クオーター(Q)からプレーし、ファジーカスへのアシストや、ファジーカスからのパスを受け、アリウープでダンクをたたき込むなど会場を沸かせた。 渡辺は今季、NBA・グリズリーズにて日本人最長6季目を終え、来季からBリーグでプレーすることを表明している。
報知新聞社