福本繁幸氏(無・新) 兵庫から日本変える 候補者インタビュー⑤【兵庫県知事選】/兵庫
兵庫県知事選挙が10月31日告示し、立候補した7人が舌戦を繰り広げている。立候補者それぞれに出馬の動機や、告発文書問題に対する見解、斎藤県政への評価などを聞いた。(届け出順に毎日2-1人ずつ掲載。全候補者インタビューは関連記事から) 福本繁幸氏(無・新) ―出馬の動機は 斎藤前知事は私にとって100点満点の知事だったが、どんどんマイナスになり、ついにゼロになった。しかし、斎藤さんの改革が無駄になってはいけない。後継者として、修正すべきことも考えながらの県政運営ができればと決意した。 ―告発文書問題について見解は 斎藤さんはそれほど悪い人ではないと思うが、初動は問題があったし、頑固になり過ぎた。この状態で斎藤さんがまた知事になれば混乱する。一度引いて問題の対応に集中してもらいたい。亡くなられた方もあり、こうならない県政づくりをしなければならない。 ―斎藤県政をどう評価する 少子化対策は全体的な平均値を達成している。すごいと思ったのは、65歳以上の県職員の天下りを止めたこと。人が手を付けていないところに対して、平然とやっていた。ただ敵を作る結果にもなった。斎藤さんが残されたことの良いことは継承していきたい。 ―東京都知事選にも出馬した 「若者がこれからの日本を変えるんだ。だから投票に行こう」と呼びかけてきた。それは兵庫も同じ。日本の中心にある兵庫からも日本を変えていくことはできる。与えられた時間に思いつく限りのことをするのが使命だと思っている。