岸田首相「全力で頑張る」誕生日の投稿に皮肉コメントが殺到「次は野党議員として」「おめでとうご税増す」
7月29日は、岸田文雄首相の67歳の誕生日だった。 自身の公式Xに、同僚議員からのお祝いメッセージが書かれた3枚の寄せ書きを胸に、満面の笑みを浮かべながら《本日は私の誕生日ということで、多くの皆さんからお祝いをいただきました。誠にありがとうございます。これからも全力で頑張ってまいります!》とポストした岸田首相。 【写真あり】誕生日に笑顔満面の岸田首相 リプライを見ると、 《お誕生日、おめでとうございます!》《激務でしょうが健康が1番、お気をつけて》など心温まるメッセージが多く寄せられていた一方で、 《こういう投稿は怒りしか湧いてこないんだよなぁ》 《おめでとうございます それで国民の生活(物価高、増税、移民問題etc)はいつ良くなるんですか》 《おめでとうございます。次の誕生日は野党議員としてお迎えください》 《おめでとうご税増す!》 など辛辣な皮肉まじりの投稿もーー。実は、こんなサプライズ誕生日プレゼントも届いていた。 「各社の7月の世論調査で岸田内閣の支持率が若干ですがアップしています。朝日新聞4ポイント、NHK3.5ポイント、日本経済新聞3ポイント、共同通信2.4ポイント、読売新聞2ポイントと、いずれも回復傾向が見られるのです。岸田さんとしてはホッと一息という心もちではないでしょうか」(政治担当記者) 9月には自民党総裁選が控えている。7月24日には “最側近” と言われる木原誠二幹事長代理が都内の講演で、「残された課題がいくつかある。新しい課題もある。これは岸田総理にやっていただきたいし、やるのに一番ふさわしい」「私の立場では(出馬断念は)ないと思っている」と語るなど、岸田首相の出馬の意思は固まっていると思わせる発言があった。 「ですが、世論調査の『次の自民党総裁は誰がふさわしいか』という項目を見ると、時事通信が7月5~8日に実施した調査では石破茂氏が22.1%、小泉進次郎氏が10.9%、菅義偉氏が5.2%と続き、岸田首相は6位の3.2%にとどまっていました」(同前) そうしたことも意識しているのか、2023年は7月下旬から始めた地方視察を、今年は1カ月早い6月下旬から始めるなど活発化させ、党員票の掘り起こしをしている。 永田町では、「バイデン大統領のような『撤退劇』はない。岸田さんは中央突破をする」との声がもっぱらだ。厳しい状況が続くが、はたして再選はできるのか。