ラツィオのイゴール・トゥドール監督が就任3か月で辞任…クラブとのビジョンの違いが原因か
ラツィオは5日、イゴール・トゥドール監督(46)が辞任することを発表した。クラブ公式サイトで「同監督の功績に感謝し、個人的にも仕事上でも幸運を祈ります」と述べている。 【写真】日本代表の新ユニ画像が流出? ネイビーに青い炎、エンブレムはまさかの… トゥドール監督は現役時代にユベントスやクロアチア代表で活躍し、2008年に母国のハイドゥク・スプリトで引退。翌2009年からハイドゥクのアシスタントコーチを務め、2013年に監督へと昇格した。 その後、PAOKテッサロニキ、ガラタサライ、ウディネーゼなどを率い、2022-23シーズンにはマルセイユをリーグ3位に導いたが、わずか1年で退任。今年3月にマウリツィオ・サッリ前監督の後任として、ラツィオの指揮官に就任した。 ラツィオでは、サッリ氏の下で出場機会を減らしていたMF鎌田大地を中盤の主力に抜擢。リーグ戦のラスト7試合を4勝3分の無敗で終えるなどチームを立て直し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の7位でフィニッシュさせた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、今後のビジョンにおいてクラブとの相違が大きく、約3か月での辞任に至ったようだ。後任についてはベローナのマルコ・バローニ監督が有力視されている。