【世界卓球】33年ぶりのメダル獲得! フランス女子、ドイツに競り勝つ
◇世界卓球2024(団体戦) 2月16~25日 韓国・釜山 2月22日●女子第2ステージ・準々決勝 〈フランス 3-2 ドイツ〉 ◯ユエン・ジアナン 6、9、-12、-7、6 シャン・シャオナ パヴァデ -7、6、-9、10、-7 ミッテルハム◯ ◯Ch.ルッツ 9、8、-9、10 ヴィンター ユエン・ジアナン -8、-6、4、-7 ミッテルハム◯ ◯パヴァデ 5、9、2 シャン・シャオナ
フランス、ドイツとの大熱戦を制してベスト4に躍進! トップはフォア表ソフト、バック裏ソフトの速攻プレーヤー、ユエン・ジアナンがドイツのペン速攻型のシャン・シャオナに2ゲームを先取されたものの、3ゲーム目をジュースで取ると流れに乗り、一気に逆転した。 しかし、ドイツも2番でエースのミッテルハムがフランスのパヴァデとの打撃戦を制し、1-1のタイに戻す。 3番はフランスのCh.ルッツがヴィンターの強打をしっかりブロックした後に、カウンターを放ち、3-1で下してフランスが勝利に王手をかける。
4番のエース対決は、世界ランキング17位のドイツ・ミッテルハムが同20位のユエン・ジアナンの速攻を中陣でしのぎつつ、両ハンドドライブで攻め込み快勝。 フランス2-2ドイツで迎えたラストは、フランスのサウスポー・パヴァデがシャン・シャオナを圧倒し、メダルを決めた。 フランス女子のメダルは、1991年の千葉大会以来33年ぶり。そしてフランスが男女同時にメダルを獲得したのは大会史上初めてのこと。地元開催のパリ五輪を夏に控える中、快挙を達成した。