熱々ベニズワイ堪能 富山県魚津市の海の駅に特設食堂、蒸し上げうまみ凝縮
ベニズワイガニを1匹まるごと味わえる特設食堂イベント「魚津 蟹(かに)騒動」は24日、富山県魚津市村木定坊割の海の駅蜃気楼で開かれ、県内外の家族連れらが引き締まった身と濃厚な味わいを口いっぱいに堪能した。 カニかご漁の発祥地とされる魚津で旬の味覚を楽しんでもらおうと、海の駅蜃気楼や市などが昨年から開き3回目。この日は、ゆで上げるよりもうまみが凝縮される「蒸しガニ」として約50匹を用意し、1匹3千円で提供した。 会場内で蒸し上げられた熱々のカニを手にした来場者は、朱色に輝く殻から白い身を取り、おいしそうに口に運んでいた。家族で訪れた広川心也君(富山市芝園小2年)は「温かくて甘みがあっておいしい」と笑顔を見せた。 25日も午前11時から実施する。事前予約は終了しており、当日受け付け枠は約10匹を予定している。