「非難に何の意味がある?」「僕より経験豊富」マンU主将ブルーノ、ミス連発のカゼミーロを擁護。監督はHTに下げた理由説明&噂否定
「個々のミスは付き物だ」
現地時間9月1日に開催されたプレミアリーグ第3節で、マンチェスター・ユナイテッドは、遠藤航が所属するリバプールとホームで対戦。ビッグマッチを制し、エリク・テン・ハーフ体制3年目に弾みをつけたいところだったが、現実は厳しく、0-3で大敗を喫した。 【動画】カゼミーロが痛いミス連発で2失点 戦犯に挙げられているのが、レアル・マドリーから加入して3年目を迎えるカゼミーロだ。35分に相手の先制点に繋がるパスミスを犯したかと思えば、42分にも失点に直結するボールロスト。著しく精彩を欠き、ハーフタイムに交代となった。 ファンから辛辣な意見が飛んでいるが、チームメイトの信頼は決して変わらない。クラブ公式サイトによれば、キャプテンのブルーノ・フェルナンデスが、「みんなを非難する必要はない。そんなことをしても意味がない」と言い放った。 「カゼミーロがボールロストしたとか、コビー・(メイヌー)がボールロストしたなどと言って何の意味があるんだ? 彼らは勇敢にボールに向かった。それはフットボールの一部だ。個人の問題にしてはいけない。 カゼミーロは僕より経験豊富だ。フットボールがどういうものかを知っている。彼は世界最高の2つのクラブでプレーしている。コビーも素晴らしい選手だ。彼の良い部分なのだから、もっと挑戦してほしい。彼らは僕らのチームにとって大事な選手であり、それはこれからも変わらない」 また、テン・ハーフ監督は、カゼミーロを前半のみで下げたのは「戦術的な理由」と明かしたうえで、ネガティブな噂を否定した。 「リバプールを相手に0-2となれば中盤が開く。動ける選手が必要で、トビー・コリアーという若手を起用した。個々のミスは付き物だ。(カゼミーロが試合終了までに会場を後にしたという話は)事実ではない。ずっとドレッシングルームにいた」 ユナイテッドは開幕戦でフルアムを破るも、三笘薫を擁するブライトン、そして今回リバプールに敗れ、1勝2敗でスタート。代表ウィークを挟み、リーグ戦では、それぞれ菅原由勢、鎌田大地が加入したサウサンプトン、クリスタル・パレスと相まみえる。奇遇にも、日本代表選手が所属するクラブとの対戦が4試合続くスケジュールだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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