アーセナルが狙うトーマスの後継者は EURO優勝のスペイン代表MFがもっとも現実的か
EUROでは劇的決勝弾も披露
昨季をプレミアリーグ2位で終え、今季こそタイトル奪取をもくろむアーセナル。今夏も積極的な補強に動いているようだが、現時点でファーストチームでの獲得が決まっているのは昨季ローンで加入していたGKのダビド・ラジャのみだ。 [動画]メリーノの劇的勝ち越し弾が飛び出したEUROドイツ代表戦 現有戦力の去就にもよるが、補強ポイントの1つは中盤でデクラン・ライスとコンビを組むMFだといわれている。トーマス・パルティはこのポジションで長年存在感を発揮してきた選手だが、近年は稼働率に問題があり、31歳という年齢もあって放出候補となっているようだ。代役には様々な名前が挙がっており、ニューカッスルのブルーノ・ギマランイス、アストン・ヴィラに所属していたドウグラス・ルイス、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ、モナコのユスフ・フォファナなどの名前が取り沙汰された。 しかし、現時点ではレアル・ソシエダMFミケル・メリーノ獲得がもっとも現実的であるようだ。スペイン『ESTADIO DEPORTIVO』が伝えたところでは、ソシエダは来夏で契約が終了する28歳のメリーノを今夏3000万ユーロ(2500万ポンド)ほどで売却したいと考えているという。 『football.london』は、メリーノの契約には5500万ポンドの契約解除条項があるといわれているが、契約最終年にあたってその価格を大幅に下げる可能性があるとも伝えている。技術とフィジカルの強さをあわせ持ち、EURO2024のドイツ戦では劇的な決勝弾も挙げたメリーノはトーマスの後継者に適しているとも思える。今後の動きに注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部