【びっくり校則】今でもこんな決まりが!? 子どもが入学して初めて知った驚きのルール、130人に聞きました
そこまでこだわらなくても!「靴下の規定」
「中学校の校則はたいぶ緩和されてきましたが、靴下の色が白という決まりは相変わらずです。洗濯も大変だし変わってほしい……」(43歳女性/主婦) 「靴下の色も長さも決められている。意味がないと思う」(40歳男性/研究・開発) 「靴下のワンポイント禁止というのがあります。自分の子どもの頃と変わっていなくて驚いた」(56歳男性/その他) 「何から何まで決められている! 靴下なんて自由でよくないですか!?と思う」(54歳女性/主婦) 小さな面積ながら、色や柄、長さ、ワンポイントの有無など細かい点で決まりごとが多いのが靴下。街を歩く高校生などを見ていると、最近では(学校指定の靴下がある人以外は)ハイソックスは少数派で、短め丈の靴下が主流のよう。靴下くらい、好みや流行に合わせて変えたっていいじゃないという意見もよく分かりますね。 白い靴下は洗濯が大変だというのは、確かに切実です……!
そのほかにもある!「謎の規定」
「小学校低学年の時、広場以外は自転車は押して歩いてくださいと言われた」(50歳男性/その他) 「息子が通ってた中学は部活が強制参加でした。うちの子は元々入るつもりだったけど強制は違うだろうと思った」(50歳女性/総務・人事・事務) 「いまどき携帯持ち込み禁止」(54歳女性/主婦) 「制服で学校帰りに遊んだらいけないという高校の校則」(44歳女性/主婦) 「生徒手帳の内容が親世代とほぼ変わっていない。古い感じがしました」(49歳男性/営業・販売) 「中学校で猛暑日になっても首のひんやりタオルなども見た目がだらしないという理由で禁止だった。登下校で20分以上歩くのに暑さで倒れたらと心配」(43歳女性/主婦) それぞれの校則に「なぜそれが決められたか」という経緯や目的があるはずですが、その説明もなく「決まりだから」と押し付けられてしまうと、反発したくなったり抗議したくなったりすることもあるでしょう。 特に近年は夏の暑さが昔に比べてはるかに厳しくなっています。それまでの決まりにとらわれず、先生方にも柔軟に対応してもらいたいという要望は決して無理なものではないはず。 文部科学省でも、校則については ・学校が教育目的を達成するために必要かつ合理的な範囲内において定められるものである ・学校教育において、社会規範の遵守について適切な指導を行うことは極めて重要、校則には教育的意義がある ・児童生徒が校則を自分のものとしてとらえ、自主的に守るように指導を行っていくことが重要 ・校則の指導が真に効果を上げるためには、その内容や必要性について児童生徒・保護者との間に共通理解を持つようにする などの見解を述べています。もちろん、子どもを危険から守るため、またある程度の規律ある集団生活のための校則は必要不可欠。しかし「この校則には合理性がない」「校則の内容や必要性について理解できない」と思ったら、保護者や子どもたちから学校側に働きかけていくことも必要になってくるかもしれませんね。 今回のアンケートでは、「校則を見たことがない、知らない」という親御さんも2割ほどいました。この機会に子どもが学校でどんな生活をしているかを知り、親子間での話し合いのきっかけにしてみるのはいかがでしょうか。 【参照】 文部科学省「校則の見直し等に関する取組事例」
kufura編集部