大谷翔平、ヒヤリ死球も直後に二盗成功 史上初「43-43」へあと1本塁打!
◆ 右肘への死球にドジャースファン怒号 ドジャースの大谷翔平選手(30)が30日(日本時間31日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。2回に今季43盗塁目となる二盗を決め、メジャー史上初の「43本塁打&43盗塁」達成に残り1本塁打に迫った。 初回の第1打席は相手先発・ゲーレンから右翼線を破る痛烈な二塁打を放ち、三進後、3番・フリーマンの18号2ランで先制の生還。3-2と1点リードで迎えた2回の第2打席は、無死一、三塁でゲーレンの初球94.6マイル(約152キロ)が右肘に装着していたエルボーガードを直撃した。 今季5つ目の死球に敵地に集まったドジャースファンから怒号。大谷はしばらくうずくまったが、大事には至らず一塁へ向かった。続くベッツの中犠飛で4点目を奪い、なおも一死一、三塁。一塁走者の大谷は続くフリーマンの打席で今季43盗塁目となる二盗を決め、これでメジャー史上初となる「43-43」に王手をかけた。 大谷は28日(同29日)のオリオールズ戦で42号ソロと41&42盗塁目をマークし、1998年にアレックス・ロドリゲス(マリナーズ)がマークした「42本塁打&46盗塁」以来、史上2人目の「42本塁打&42盗塁」に到達。今後、43号アーチが出れば史上初の「43-43」達成となり、夢の「50-50」実現も見えてきた。
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