【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、圧倒的な成績を残しており、今季のナショナルリーグMVPの最有力候補にあげられている。MVP候補としてフィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー内野手が追っている展開だが、後半戦の活躍が鍵を握る。米メディア『ファンサイデッド』のエリック・クランバラ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　現在のナショナルリーグMVP候補は上位から大谷、ハーパー、フレディ・フリーマン内野手、マルセル・オズナ外野手、ケテル・マルテ外野手の順番となっている。ハーパーは一塁での守備力が高いため有利ではあるが、ハムストリングの負傷で出場できなかった期間もあり、それが2位の要因だ。 　しかし、復帰後のハーパーは、月間最優秀選手に選ばれた5月と6月のパフォーマンスは比べものにならない。4月は低調だったが、5月のハーパーは打率.313、本塁打7、打点24と素晴らしい打撃を見せた。さらに6月には打率.374、打点16、四球18を記録した。 　大谷とハーパーの激しいMVP争いにクランバラ氏は「もしハーパーが前半戦の成績に匹敵するような活躍を見せれば、投票者はこの秋、厳しい決断を迫られることになるだろう」と言及した。