【プレビュー】守田英正、万全のコンディションでリーグ再開後の一戦へ…中村航輔は苦境ポルティモネンセを救えるか | ポルトガルリーグ
2023-24シーズンのポルトガルリーグ第27節が日本時間3月30日から4月2日にかけて開催される。 ベンフィカvsシャヴェス 3月初旬にはポルトに0-5と大敗を喫したベンフィカだが、その後2試合は連勝。調子を取り戻してインターナショナル・マッチウィークに入った。アンヘル・ディ・マリアとニコラス・オタメンディはいまだアルゼンチン代表で健在だが、ジョアン・マリオやラファ・シウヴァといった主力が代表戦で疲弊していない影響は大きいだろう。また、先日には120周年記念式典も行い、チームを取り巻くムードは非常にいい。ホームで気持ちよく3連勝を達成できるか。 一方のシャヴェスは現在最下位。今季はわずか4勝にとどまっており、アウェーでの勝利はわずかに1試合。ベンフィカとの一戦は厳しいものとなるだろう。 エストレラvsスポルティングCP 13位に位置するエストレラが首位スポルティングCPをホームに迎え撃つ。シーズン前半戦での戦いではスポルティングCPを相手に2-3と食い下がっただけに、今季6勝のうち5勝を挙げているホームでの戦いは自信をもって臨みたいところだ。 対するスポルティングはインターナショナル・マッチウィーク明け最初の一戦に。守田英正をはじめ、ヴィクトル・ギョケレシュ、モルテン・ヒュルムンドら複数の主力選手が代表戦で世界を飛び回っただけに簡単な一戦とはならないだろう。しかし、そんな中でも守田は北朝鮮戦のアウェー戦が中止となったため、一足早くリスボンへ戻ってきた。リーグ戦ここ3試合はフル出場がないが、フルパワーの日本代表MFの活躍に期待したいところだ。 ポルティモネンセvsブラガ 深刻な得点力不足にあえぐポルティモネンセ。ここ4試合無得点で、7試合勝利がない。前節もGK中村航輔の好守がありながらも、0-1と敗戦。今冬加入の福井太智もここまでインパクトを残しておらず、残留争いを強いられており、厳しい戦いが続く。シーズン前半戦ではブラガに6-1と力の差を見せつけられただけに、ホームで意地を見せたい。 ポルトガル3強を追うブラガはここ5試合で4勝と調子を上げる。注目は昨年ウルグアイ代表でデビューを飾ったばかりのMFロドリゴ・ザラザール。ポルトガルリーグ1年目ながら、リーグ戦24試合で3ゴール・5アシストと確かな結果を残しており、今後ステップアップは必至。24歳の逸材に注目してみても損はないはずだ。