メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第４戦で、先頭打者アーチを放った大谷。前日の最終打席に続き、２打席連続の本塁打をマークした。(C)Getty Images

　現地10月17日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はニューヨーク・メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第４戦に「１番・DH」で先発出場し、初回の第１打席で今ポストシーズン第３号となる先頭打者アーチを放った。 【動画】先頭打者アーチを放った大谷翔平のド派手なガッツポーズ！ 　今ポストシーズンの走者なしの場面で、ここまで22打数無安打。そんな成績を大谷は本塁打で払拭した。メッツの先発ホセ・キンターナが投じた２球目をフルスイングすると、打球速度117.8マイル（約189.5キロ）、飛距離422フィート（約128.6メートル）、打球角度22度の弾丸ライナーが一直線でフェンスを超えた。前日の最終打席から２打席連続の本塁打となった。 　打った瞬間にオーバーフェンスを確信した大谷は、ベンチに向かって左手を挙げ、続けて飛び跳ねながら右手を振り回すド派手なガッツポーズを披露。この動画をMLB公式が配信すると、米ファンのコメントが殺到した。 　 「いままで見たなかで、最も素晴らしいスイング」 「野獣のようだ」 「ショウヘイは最高だね」 「パワームーブ」 「素晴らしいパフォーマンスだ」 「チームの盛り上げ方を知っている」 「ショウヘイはがっかりさせないね」 　この一戦で大谷は３打数１安打、１本塁打、１打点。さらに３四球で出塁し、いずれも本塁に生還してチーム最多の４得点と、リードオフマンとしても十分に機能している。 　10対２でメッツに勝利したドジャースは、現地18日に行なわれる第５戦に勝てばワールドシリーズ進出が決まる。この重要な一戦で、はたして大谷はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部