中大・藤原正和監督、発表済み8選手で真っ向勝負 当日エントリー変更「うちはない」 全日本大学駅伝・前日会見
全日本大学駅伝(3日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間106・8キロ)の前日記者会見が2日、名古屋市内で開かれ、中大・藤原正和監督が出席。当日エントリー変更を巡って各大学の探り合いとなる中、「うちはないです」と表明。1日に発表済みの8選手を出走させ、真っ向勝負することを明かした。 手の内は隠さない。補員登録から3人まで当日エントリー変更で出走させられるが、会見の司会者からの問いかけに対し、藤原監督は変更しない方針を明かした。 目指すのは3位以内だ。前回大会4位でシード校として臨むものの、10月19日には箱根駅伝予選会を戦った。今大会への調整について藤原監督は「(1区にエントリーした)溜池は9月20日前後にけがをしたが、ここに間に合って使える状態で、そこが1番強みを持てる区間になる。また、予選会を走っていない3、4、6、7区の選手たちが非常に状態が良いので、追いすがって何としても3位に入りこみたいと考えている」と述べた。 10月の出雲駅伝は出場していないため、中大にとっては学生3大駅伝は今季初レース。「上位3校は非常に強いし、ベストオーダーを組んでいると思う。いかに追いすがるかがテーマ」と説明。5連覇のかかる駒大、6年ぶりの優勝を狙う青学大、10月の出雲駅伝を制した国学院大などの前評判が高い中、今季初の学生駅伝で”3強崩し”を目指す。
中日スポーツ