【社会人野球】元巨人の桜井俊貴が都市対抗予選で初完投 公式戦初勝利!巨人時代もなかった完投13奪三振の快投
◆都市対抗野球近畿地区2次予選 ▽2回戦 ミキハウス9―1ニチダイ(23日・わかさスタジアム京都) 元巨人ドラフト1位右腕で、今年からミキハウスでプレーする桜井俊貴投手が、都市対抗予選で先発し、13三振を奪うなど9回6安打1失点の完投で、公式戦初勝利を手にした。 21日にYBSホールディングス戦で都市対抗予選初登板を果たした際は、抑えとして9回から1イニングを投げ、2安打無失点。そしてこの日は、先発のマウンドに上がった。「相手の映像を何回も見て、自信を持って投げることができた」と振り返った通り、連打を許したのは1失点した8回のみだった。 さらに「2月にLINEで聞いた」という、古巣の後輩、巨人の戸郷から教えてもらったフォークが有効だった。2回以外毎回の奪三振ショーを見せた。「巨人にいた時に聞いておけばよかったですね」と笑ったが、巨人時代の7年間に「最長8回」しか投げていない男は、社会人では2度目となる完投で初白星。「気持ちで投げました」と、目指す東京ドームでの都市対抗出場にまた一歩近づいた。
報知新聞社