【速報】能登半島地震の死者500人超 石川で新たに災害関連死15人認定
石川県などの審査会は19日、能登半島地震のあとに死亡し、遺族から申請があった15人を災害関連死に認定すると決めました。能登半島地震による死者は全国で504人に上る見通しです。 能登半島地震後の避難生活などが原因で亡くなった人を災害関連死に認定するかどうか、石川県は19日、15回目の会合を開きました。この中で、珠洲市の5人、七尾市と穴水町のそれぞれ4人、志賀町の2人の合わせて15人を新たに認定すると決めました。 石川県によりますと、自宅で被災した後、度重なる移動による生活環境の変化で心身に負荷がかかったり、入居していた施設の停電や断水などが原因で体力が低下して亡くなったケースがあったということです。 一方、今回の審査では7人が認定されませんでした。 今後、それぞれの市と町が正式に認定すれば、能登半島地震の災害関連死は新潟と富山の6人を合わせて276人となり、家屋の倒壊などによる直接死を含めると504人に上る見通しです。
北陸放送