「リバプールに10ポイントも…」 不調アーセナル、シアラー氏がこれ以上の敗戦は許されないと指摘。「非常に大きな差」
サッカー日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは現地時間10日、プレミアリーグ第11節でチェルシーと対戦する。この一戦を前に、ニューカッスル・ユナイテッドのレジェンドであるアラン・シアラー氏は、調子を落としているアーセナルについて言及した。イギリスメディア『Mirror』が、現地時間9日に報じている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング 6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェイズ第4節でインテルに敗れたアーセナル。その前のプレミアリーグ第10節のニューカッスル戦でも敗戦を喫しており、公式戦2連敗となった。第8節のボーンマス戦を0-2で落とした一戦から数えると、6試合で僅か2勝。明らかに調子を落としている。 プレミアの歴代最多得点記録を誇るシアラー氏は、リーグ5位に位置するアーセナルに「10試合を終えて、チェルシーはアーセナルを上回る位置でこの試合に臨む。アーセナルは最近失速しているが、それはクラブの混乱ぶりを考慮すると、チェルシーのエンツォ・マレスカ監督がいかに上手くやっているかがわかるだろう」と、スポーツディレクター(SD)のエドゥ氏のシーズン中での辞任に揺れるアーセナルの現状に触れつつ、マレスカ監督を称賛した。 続けて、「チェルシー戦は、アーセナルにとって負けるわけにはいかない試合だ。相手がどんなチームであろうと、リバプールに10ポイント近くも離されている現状は、このレベルでは非常に大きな差であり、もう負け続けるわけにはいかない」と、これ以上敗戦を喫すれば、プレミアリーグ制覇は難しくなるとコメントしている。
フットボールチャンネル編集部