バルセロナ時代のリバウド氏(右)(Getty Images)

　バルセロナOBのリバウド氏が同クラブで活躍する17歳FWラミネ・ヤマルに称賛の言葉を贈った。スペイン『スポルト』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 　現役時代にブラジル代表として2002年の日韓W杯優勝を経験し、バルセロナ在籍時にバロンドールを受賞したこともあるリバウド氏。クラブで数々の最年少記録を塗り替え、今夏のEURO2024でスペイン代表の優勝に貢献したヤマルに関して次のように語っている。 「彼はとても素晴らしい選手だ。若いにもかかわらず個性を持っているので、私は彼をリスペクトしている。彼はすでに非常に高いレベルを備えている。もう(キリアン・)ムバッペやビニシウス(・ジュニオール)に匹敵すると思う」 「ヤマルを見ていると、彼は喜びを持ってプレーしている。彼はサッカーを楽しんでいる。それに加えて、すでにEUROで優勝しているのだから、彼は将来、特別なサッカー選手になるだろう。私はそう確信している」 　また、ハンジ・フリック新監督の下、ラ・リーガ首位を快走するバルセロナについては「バルサのようなビッグクラブでは、全ては結果次第だ。フリック率いるバルサが驚異的な成績を収めているのは事実だが…、コンペティションにはまだ多くのことが残っている。チャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、そしてカップ戦。慎重になってシーズンが終わるまで待とう」と冷静に語っている。 　さらに「バルサでは決勝に進み、タイトルを獲得することだけが重要だ。タイトルを獲らなければ、ファンやマスコミに疑問を持たれるだろう。しかし、そうは言っても…昨季とは違うバルサを見ているし、重要なタイトルを獲得するために必要なものは全てそろっていると思う。しかし…我々は待たなければならない」と付け加えた。