「雌雄モザイク」のカブトムシ展示 福島県田村市の「ムシムシランド」
オスとメスの両方の特徴を持った「雌雄モザイク」のカブトムシが福島県田村市内で見つかった。市内常葉町の観光施設「ムシムシランド」で展示している。 前施設長の吉田吉徳さん(61)=市内常葉町=が施設から委託を受けて幼虫から育てた約千匹の中の1匹。つやがなく微毛が生えているなど体全体にメスの特徴があるが、オスの象徴である大きな角(頭角)が生えている。小さな角(胸角)はない。体長は66・4ミリ。 雌雄モザイクの出現率は1万匹に1匹とも言われる。同施設は2007(平成19)年にも発見している。施設長の石井大樹さん(40)は「珍しいカブトムシをぜひ見にきてほしい」と話している。 ムシムシランドの営業時間は午前9時30分から午後4時30分。約千匹のカブトムシと触れ合える「カブトムシドーム」も営業中。水曜定休(8月14日は営業)。