レアル、アーセナルの“守備の要”サリバを来夏のトップターゲットに?…代理人に接触か
レアル・マドリードがアーセナル所属のフランス代表DFウィリアン・サリバに関心を寄せているようだ。9日、フランスメディア『le10sport』やイギリス紙『ミラー』が伝えている。 現在23歳のサリバは2016年夏にサンテティエンヌの下部組織に加入し、2018-19シーズン途中にトップチームデビューを飾った。2019年夏にアーセナルに移籍すると、複数回の武者修行を経て2022-23シーズンから主力に定着。ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスと鉄壁のセンターバック(CB)コンビを築き、ここまで公式戦通算92試合の出場で5ゴール2アシストをマークしている。 ミケル・アルテタ監督の下で世界屈指のCBに成長し、フランス代表でも主力に定着したサリバ。今回の報道によると、レアル・マドリードが同選手への関心を強めており、来夏の移籍市場におけるトップターゲットに据えた可能性があるようだ。同クラブは既にサリバの代理人と接触しており、獲得の可能性を探り続けているという。 レアル・マドリードは今夏の移籍市場でU-23フランス代表DFレニー・ヨロの獲得を狙っていたものの、同選手は最大6200万ユーロ(約101億円)と報じられた移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入。これを受け、レアル・マドリードはサリバやトッテナム所属のアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロを新たな獲得候補としてリストアップしていることが伝えられている。 なお、サリバは昨年7月に現在のクラブとの契約を2027年6月末まで延長。アーセナルが守備の要である同選手の売却に応じる可能性も極めて低く、説得には莫大な移籍金の提示が必要不可欠であると各メディアは指摘している。
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