永野芽郁×大泉洋 「いつもに増して責任を感じます」 東村アキコの自伝漫画が映画化
俳優の永野芽郁さん(25)と大泉洋さん(51)の共演で、東村アキコさんの自伝漫画『かくかくしかじか』が映画化されることが発表され、東村さんが映画化実現への思いを明かしました。 【画像】永野芽郁さん、大事にしている考え方を語る 本作は『ママはテンパリスト』『海月姫』『東京タラレバ娘』など数々のヒット作を生み出した漫画家・東村アキコさんが、泣きながら描いたという自身の実話が原作で、漫画家を夢見るぐうたら高校生・明子と、最恐の恩師・日高先生の9年間の日々を描いた作品です。
■“断り続けていた映像化オファー”を受けた理由とは
実はこれまで、完璧な形での実現は不可能だろうという理由から映像化を断り続けてきたという東村さん。しかし「永野芽郁さんが明子をやってくださるというお話をいただいた時『演技力がすごいあの永野さんが演じてくださるなら、すごくいい作品になるはずだ』という確信めいたものが生まれて、そのためなら私も制作に全力で関わろうと思いお受けしました」と話しました。 さらに、「日高先生役には大泉洋さんを、私からのキャスティングリクエストでお願いしました。私も連載を休んでロケハンから撮影から全て参加しました。映画の中の絵やデッサンは私が全て美術監修させていただいてます。大変でしたが、永野芽郁の明子を観たいがためにやらせていただきました」と明かし、自ら脚本も担当した東村さん。 日高先生役の大泉さんは「いざ撮影に入りますと、現場に付きっきりで、当時の本当の様子を教えてくれる東村先生のおかげもあり、とにかく楽しい日々でございました。日高先生と、明子との、長きにわたる絆と、複雑な愛情を、永野芽郁ちゃんと共に、繊細に、でも底抜けにコミカルに演じられたと思っております」とコメント。 そして、主人公の明子を演じる永野さんは「東村先生と恩師との時間を描いた作品ですので、人の人生を演じることにいつもに増して責任を感じますし、私が演じることによって、先生の過ごしてきた時間が違うものになってしまうことは絶対にしたくなかったので、原作もそうですし、先生がお話ししてくださることも、佇まいも、毎日勝手に観察しながら過ごしていました」と思いを語りました。