ブライトン、イプスウィッチとスコアレスドローも4戦無敗に…三笘薫は前半の決定機生かせず
プレミアリーグ第4節が14日に行われ、ブライトンとイプスウィッチが対戦した。 クラブを初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いたロベルト・デ・ゼルビ前監督が退任し、今夏にファビアン・ヒュルツェラー監督を招へいしたブライトン。開幕節では三笘薫の先制ゴールを皮切りに3ゴールを奪って快勝すると、続く第2節ではマンチェスター・ユナイテッドを撃破。前節はアーセナルと引き分け、ここまで2勝1分と上々のスタートを切っている。今節は昇格組のイプスウィッチをホームに迎える一戦。三笘は4試合連続でスタメンに名を連ねた。 序盤からブライトンがボールを保持する展開に。4分にカルロス・バレバが強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かすと、その後も鋭い切り替えでイプスウィッチの攻撃を未然に防ぎつつ、三笘やジョルジニオ・リュテールらが起点となりチャンスをうかがう。一方のイプスウィッチは30分、後方からのロングフィードに抜け出したサミー・スモディクスがフィニッシュに持ち込んだが、左足で叩きつけたシュートは枠の右へ外れた。 36分、右サイドのヤンクバ・ミンテが相手DFラインの背後へスルーパスを送ると、これを受けたリュテールがカットインから右足でシュートを放つもGKアリヤネット・ムリッチが好セーブ。こぼれ球に三笘が反応したが、再びGKムリッチが鋭い反応を見せ、決定機を生かすことができない。その後も優位に試合を進めたブライトンだったがネットを揺らすことはできず、前半はスコアレスで終了した。 後半の立ち上がりもブライトンがイプスウィッチを攻め立て、ダニー・ウェルベックのFKやリュテールの際どいミドルシュートなど相手ゴールに迫るシーンを多く作る。対するイプスウィッチは55分に決定機。自陣から独力で持ち上がったリアム・デラップがフィニッシュまで持ち込むも、滑り込みながら放ったシュートは惜しくも左ポストを叩いた。 主導権を握りながらも得点が奪えないブライトンは68分にシモン・アディングラとフリオ・エンシソを投入し状況の打開を図る。88分、サイド攻撃でイプスウィッチを押し込むと、こちらも途中出場のエヴァン・ファーガソンが縦パスを収めて右足を振り抜いたが、強烈なシュートは枠の右へ外れた。 試合はこのままスコアレスドローで終了し、両チームが勝ち点「1」を分け合った。次節、ブライトンは22日にホームでブライトンと、イプスウィッチは21日にアウェイでサウサンプトンと対戦する。 【スコア】 ブライトン 0-0 イプスウィッチ
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