「東京芸術祭 2024」開催決定。木ノ下歌舞伎、チェルフィッチュ × 藤倉大、コンドルズ野外パフォーマンスなど、世界とつながる都市型芸術祭
2016年から豊島区池袋エリアを中心に開催している「東京芸術祭 2024」9回目の開催が決定
6月のプログラム詳細発表に先立ち、発表されたのは以下の4点のプログラム。 幕末の動乱期に初演された河竹黙阿弥の最高傑作で、いまなお愛され続ける「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」の全幕通し上演「芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』」。2014年の初演から10年、演劇界注目の若手、ベテランの俳優陣の新キャスティングに加え、昨年『勧進帳』も大好評だった、木ノ下裕一×演出家・杉原邦生でタッグを組む。 ウィーン芸術週間からの委嘱により、チェルフィッチュ/岡田利規と藤倉大が初めてコラボレートした作品を日本初演する「芸劇オータムセレクション チェルフィッチュ × 藤倉大 with アンサンブル・ノマド『リビングルームのメタモルフォーシス』」。人間中心主義から逸脱した世界を描き“新たな音楽劇”の創出に挑戦する。 円形のグローバルリングを舞台に、コンドルズなど、プロのダンサーたちと一般公募による約50人の参加者が観客と一体になって創り、楽しむ、スペシャルな野外パフォーマンスも開催決定。 また「人材育成事業 東京芸術祭ファーム ラボ/スクール/インターン」として、アジアにおける舞台芸術の専門家を育成し、国境を越えたネットワーキングを担う人材輩出を目指すプログラムも実施。それぞれのテーマや問題意識を出発点に、共に思考を深め、今後の自身の活動やフィールドを耕すためのアートキャンプ『Asian Performing Arts Camp』も開催される。
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