市役所職員より教員の給与が高いってホント? “年収の差”と“教員ならではの手当”とは
教員の年収は市役所職員より232万円ほど高い
教員の平均年収は、勤務する学校によって異なります。もっとも多い年収額は、高等専門学校教育職で869万7552円です。 市役所職員(一般行政職)の平均年収が約637万円であることから、232万円ほど高等専門学校教育職の方が高い年収を受け取っていることになります。 教員の給与が高いのは、人材確保法によるもので、優秀な人材を確保することを目的としています。「義務教育等教員特別手当」は、まさにそのための手当です。 ただし人材確保法は、その内容について度々議論が交わされており、今後は廃止も含め見直しされる可能性もあるでしょう。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与実態調査第5表職種別職員の平均給与額 文部科学省 教職員給与に関する諸制度等について 文部科学省 教職調整額の見直し方策について 株式会社ベネッセホールディングス 男女ともに将来なりたい職業についての調査(PRTIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部