[新コンセプト]ジグを泳がせるメソッドに最適化したHOTSの新ロッド。バンクショットSBS-62XULが間もなく登場!
リールのパワーでジグを寄せる
一見するとロッドの長さとは不釣り合いなほど大きなリールを合わせていますが、それも何か理由があるのでしょうか。 永井「今回紹介している62XULは6ft2in、先ほども述べたとおりとても柔らかいロッドになっています。これに合わせているのが20000番のスピニングリールですので、長さや太さとは一見不釣り合いに思われるかもしれません。ですがジグを泳がせるメソッドは、リールの巻き取り力でジグを寄せる(動かす)必要が出てくるので、大型のスピニングリールを使用しています。パッと見でアンバランスなセッティングに見えるかもしれませんが、リールがやや前方に装着されるようなっているので、ロッドが曲がった時にベストなバランスになるよう設計されています」。 永井「ただし、バットパワーがあるので大物を寄せることは問題ありません。またリールの巻き取る力が強いので安心してやり取りできます。このようにジグを泳がせて、魚を掛けてからキャッチするまでをトータルに考えると、硬いロッドでは弾いてしまってうまくできません。そこで必要になってくるのがこのロッドです。柔らかいロッドの副産物というか、テストしていて分かったことはなぜか魚が暴れすぎないんです。だから結果的にキャッチ率はかなり高いです。開発テストでは合計1t以上の青物をキャッチしましたから(笑)」