タクシードライバーが足りない 長野県内5年で約700人減 切り札?軽井沢では「ライドシェア」スタート GW期間中に72回運行
タクシー運転手不足を背景に長野県軽井沢町で始まった、一般ドライバーが有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」。14人がドライバーに採用されゴールデンウィーク期間中、72回運行したことが分かりました。 町や軽井沢タクシー協会は「今年はタクシー待ちなどの苦情が少なかった」とし、夏の繁忙期に向けさらにPRなどを進める方針です。 一方、31日事業者や県が参加してタクシー不足対策を検討する調整会議が開かれました。この中で、高齢化などにより2019年に3300人余りいたドライバーは、現在約2600人まで減少していることが報告されました。 ライドシェアも対策の一つですが、県はまずタクシードライバーを増やすために、待遇や各自治体の実情などを調査したいとしています。
長野放送