【新潟県名物「あぶらげ」レシピ】 ボリュームたっぷり栃尾あぶらげ丼 出汁醤油で旨みがパワーアップ!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.130 栃尾あぶらげ丼
新潟県長岡市栃尾の名物「あぶらげ」。「あぶらあげ」ではなく、「あぶらげ」です。最近、都内のスーパーでもよくみかけます。外側カリッ、中ふんわりのこのボリューミーなあぶらげ、普通の油揚げの3倍近くの厚さ。おつまみにもいいですが、私はやっぱりごはんにのっけて食べるのが好き。 そして、欠かせないのが「蘭」という出汁醤油。地元の方から教えていただいたこの出汁醤油をかけると、あぶらげ、さらにパワーアップ! ■材料(2人分) ・栃尾あぶらげ:1枚 ・万能葱(小口切り):適量 ・かつお節:適量 ・しょうゆ(蘭):適量 ・ごはん:好きなだけ ■作り方 (1) フライパンにあぶらげをおいて弱めの中火で熱し、焼き色がつくまで両面をじっくり焼く。食べやすい幅に切り分ける。 (2) ごはんにのせ、さらに鰹節、万能葱をのせ、醤油をかける。 あぶらげはグリルではなく、フライパンで焼いたほうが、カリふわ感がいい感じになります。他にもしらす、大葉、長ねぎ、なんでものせちゃってください。 ちなみに、この長岡市の栃尾エリアにいくと、あぶらげのお店がなんと16店舗もあります。好きな方はぜひ現地へ! 出汁醤油「蘭」は通販で購入可能です。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ