佐々木朗希、歴史的大敗のホワイトソックスとの面談予定が判明 井口資仁・元ロッテ監督の人脈が奏功と米メディア
ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)が、ダークホースといえるホワイトソックスと面談予定があることが判明した。ホワイトソックス専門ポッドキャスト、フューチャーソックスのジェームス・フォックス・ホストが21日(日本時間22日)にX(旧ツイッター)で伝えた。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 「佐々木朗希に関して、ホワイトソックスが面談の予定があるか、もしくは既に面談した。井口資仁氏のコネクションが奏功した。それでも、ホワイトソックスが日本のセンセーショナルな右腕と契約できる可能性は限りなく低いままだ」 米メディアなどによると佐々木はすでにヤンキース、メッツ、カブスと直接面談を行ったと伝えられており、ホワイトソックスは4球団目。急浮上といえるが、同ホストは今季121敗と歴史的大敗を喫したこともあってか、可能性は低いと記している。 そんな中、注目されるのがパイプ役となったとされる井口資仁氏の存在だ。現役引退直後の2018年からロッテ監督を5年間務め、19年は佐々木朗希の獲得にも尽力した同氏は2005年からメジャーで4年間プレー。1年目の05年はホワイトソックスで正二塁手として135試合に出場し、打率・278、15本塁打、71打点をマーク。同年にチームを88年ぶり3度目のワールドシリーズ優勝に導き、新人王投票でも4位に食い込んだ。 井口氏はその後、08年にパドレスでもプレー。当時は、さらに好条件を提示した他球団もあったが、熱意に押されてパドレスを選択したと伝えられた。そのパドレスはドジャースと並んで佐々木獲得の有力候補。今回はホワイトソックスからの依頼に応じたとみられるが、今度はパドレスが井口氏をパイプ役として依頼する可能性はあるだろう。 ウルフ代理人は佐々木が日本の報道から精神的なダメージを受けてきたとして「中小規模市場のチームがいいのではないかと思う」と語っていたが、本拠地サンディエゴはまさにこれに合致する。そこにきて、井口氏の後押しまであるとすれば、パドレスとしてはさらに有利になる。
中日スポーツ