【光る君へ】劇中に金属スプーン登場「平安時代に?」 視聴者ら反応も…枕草子に記述
女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第23回「雪の舞うころ」が9日、オンエアされ、食事のシーンで登場した銀属性のスプーンにネットが沸いた。 越前国司となった藤原為(岸谷五朗)とまひろ(吉高)は、通事の三国若麻呂(安井順平)が殺される事件に遭う。当初は宋人の朱(浩歌)に疑いがかかるが、医師であり日本語が話せる周明(松下洸平)がその疑惑を晴らす。その一件がきっかけでまひろと周明は距離を近くしていく。 そんなころ、都からまひろの親戚である藤原宣考(佐々木蔵之介)が越前を訪れる。2人は食事の席で越前のウニを食べるのだが、その時にまひろがウニの殻を割るのに使用し「こうやっていただきますの」と、ウニの中身をすくって食べるのに使用したのが、金属製のスプーンだ。宣考も違和感なくスプーンを使用し「お~、磯の香りがすごいのう」とウニのおいしさに舌鼓を打った。 この金属製のスプーンの登場にSNSなどでは「平安時代にスプーンがあったんか」「スプーン!平安時代に?」と大いに沸いた。 当時は匙と呼ばれていたスプーンだが、貴族の間では使用されていたという。清少納言が書いた「枕草子」でも「金属の匙と食器がぶつかって、かちかちと音がする。いとおかし」と記されているということもあり、今回の大河ドラマでは使用したとみられる。
東スポWEB