注目は遠藤憲一の“涙目”!? 三谷幸喜が約5年ぶりとなる映画監督作品「スオミの話をしよう」の見どころを語る
◆映画の最大の見所は遠藤憲一さんの涙目!?
今作のエンディングは、長澤さんをはじめとする出演者たちが歌う大ミュージカルナンバー「ヘルシンキ」で幕を閉じますが、「この歌が頭のなかでずっと流れてしょうがないんです!」とれなちが言うと、三谷さんは「いいミュージカルの条件は、曲が頭に残ること。だから、家に帰ってもまだ曲が頭に残っているのが良いミュージカルなんです」と持論を展開。 さらには、「“こういうふうに歌うんですよ”っていうデモテープを作って、事前に俳優の皆さんに聴いて練習してもらったんですけど、長澤さんのパートはプロの方にお願いしましたが、男性パートは、お金が足りなくなってきたので実は僕が歌うことになって。しかも、よく聴いてもわからないかもしれないけど、僕の歌声も(映画で)うっすら使われています」という裏話も。 最後に、本作の見どころを聞いてみると、「僕はとにかく俳優さんが大好きで、俳優さんが輝いている作品を観たいし、作りたい。それをいつも心がけているんですけど、今回は長澤まさみさんもいいし、5人の夫もみんな素晴らしい。でも、強いていうなら、遠藤憲一さんの“涙目”! ずっと潤んでいますから(笑)。雨の日に置いていかれた犬みたいな(表情をする)遠藤さんをぜひ観てほしいです」と話していました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年9月18日(水)放送より)