【ジャパンカップ】A.オブライエン師「馬の状態には非常に満足」外国馬調教
11月21日JRAは、ジャパンカップ(G1)に出走予定のオーギュストロダン、ゴリアット、ファンタスティックムーンの調教状況および関係者のコメントを発表した。 ●ジャパンカップ(G1) ・オーギュストロダン(牡4) 調教状況(レイチェル・リチャードソン厩務員騎乗) 調教内容: 馬場内国際厩舎内追馬場にて帯同馬ヒプノーシスを後ろにダク左回りで3周、ダートコースにて帯同馬ヒプノーシスを後ろにダク左回りで1/2周、キャンター左回りで1周、ダク右回りで1/2周 エイダン・オブライエン調教師 「オーギュストロダンの最後のレースとして、日本のレースに出走することを夢見ていました。彼の父は日本で活躍したディープインパクトです。日本のレースほど彼の最後を飾る場として相応しい場はないと思います。馬の状態には非常に満足しています。芝の状態も良く、乗り手も厩舎スタッフも皆満足しています。何より、馬自身がリラックスしており、ハッピーな状態です。オーギュストロダンはレースにとても勝ちたいという気持ちを持っています。ジャパンカップは権威があるレースで、世界一といっても良いでしょう。だからこそオーギュストロダンはここにいるのです」 ・ゴリアット(せん4) 調教状況(ディラン・ルペル厩務員騎乗) 調教内容: ダートコースにてルノマドを前にキャンター左回りで1/2周、ルノマドを後ろにキャンター左回りで3/4周、ルノマドを前に常歩右回りで1/4周
「チームの夢を実現させたい」
クリストフ・スミヨン騎手 「(2019年以来の来日ですが、)日本の競馬はとても素晴らしく、日本に来ること、日本のレースで勝つことを夢に見ています。調教師も馬も素晴らしく、日本の競馬は世界のトップにあると思っていますので、日本のレースに参加できることに感動しています。本日の調教は周りの雰囲気に慣れさせることに主眼を置きましたが、感触はとても良かったです。イギリスやフランスではほとんど右回りなので、左回りである点も少し気にかけて調教をしています。今週末は観客数や頭数の多さに順応できるかどうかが大事ですが、この馬のチームやオーナーの夢を実現させたいです」 ・ファンタスティックムーン(牡4) 調教状況(レネ・ピーヒュレク騎手騎乗) 調教内容: 馬場内国際厩舎内追馬場にてダク左回りで3周、ダートコースにてキャンター左回りで1-1/8周、常歩右回りで1/8周
「本来の実力を発揮することができれば」
レネ・ピーヒュレク騎手のコメント 「東京の芝コースは非常に良い状態で、これならファンタスティックムーンに有利ではないかと思い、出走を決めました。日本の馬は馬格が良く、優雅だという印象を持っています。私はファンタスティックムーンのデビュー時から騎乗していますが、彼は末脚が切れる素晴らしい馬だと思います。年齢を重ねるにつれて身体がしっかりし、力強くなっていて、リラックスしてレースに挑めるようになっています。今日調教に騎乗して、出発前と全く変わりがないことを確認できました。馬の本来の実力が発揮できれば大きなチャンスはあると思います」
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